会期／会場
会期：2022年4月16日（土）
会場：メルパルク京都 8F 大文字
※会場開催と Web 配信のハイブリッド開催を予定しております。
ご挨拶
KCJL 2022 Surgical は4月16日（土）に開催します。この数年大阪で開催していましたが、今回は京都のメルパルクでの開催となります。
毎回ホットな討論が繰り広げられる午前中のビデオセッションですが、今回のテーマは大動脈弁置換での弁輪拡大としました。TAVI での Valve in Valve が生体弁 SVD の一つの選択肢として確立された今、弁輪拡大をしてより大きな生体弁で置換しておきたいと考える症例も増えてくると考えられ、この手技を取り上げました。
ランチョンセミナーでは人工弁輪についてエキスパートの先生に講演をいただく予定です。
午後からは２つのスポンサードセッションを設けています。1つ目は MICS での再手術を、２つ目はようやく日本にも導入されたコアノットを使用しての手術としています。
ME セッションでは人工心肺回路の工夫とトラブルシューティング、そして ECMO についても人工心肺技師の方々と一緒に討論する予定です。毎回好評である難渋した症例は今回も示唆に富む症例を提示する予定です。
最後のイブニングセミナーは前回にできなかったバイオベントール手術を再度取り上げます。エキスパートの先生からの座学の後で我々世話人も参加して熱い指導の下にウェットラボを行う予定ですので奮ってご参加ください。
現時点でオミクロン株での感染が拡大していますが、春にはそれも落ち着いて当日皆さんと対面で活発な討論ができることを楽しみにしています。
プログラム
PDF: 2022.4.8更新
09:00-12:00ビデオライブ 「AVRにおける各種弁輪拡大の詳細」
| 座長 | 畔栁智司 | 岸和田徳洲会病院 |
|---|---|---|
| 小山忠明 | 神戸市立医療センター中央市民病院 | |
| コメンテーター | 北村英樹 | 名古屋ハートセンター |
| 坂口元一 | 近畿大学病院 | |
| 恒吉裕史 | 静岡県立総合病院 | |
| 演者 | Nicks法 | |
| 小山忠明 | 神戸市立医療センター中央市民病院 | |
| AVRでのManougiuan法を中心にNicksh法以外での弁輪拡大法 | ||
| 大北 裕 | 高槻病院 | |
| MICS－AVRでの弁輪拡大 | ||
| 伊藤敏明 | 日本赤十字社愛知医療センター名古屋第一病院 | |
| Konno法を用いた大動脈弁輪拡大術 | ||
| 山岸正明 | 京都府立医科大学 | |
| 生体弁SVDに対するTAVIでのValve in Valve | ||
| 江原夏彦 | 神戸市立医療センター中央市民病院 | |
12:10-13:10ランチョンセミナー
| 座長 | 村上博久 | 兵庫県立姫路循環器病センター |
|---|---|---|
| 演者 | PhysioFlexリングを用いた完全鏡視下MICSでの複雑病変に対する僧帽弁形成術 | |
| 小山忠明 | 神戸市立医療センター中央市民病院 | |
| 共催：エドワーズライフサイエンス株式会社 | ||
13:10-13:40スポンサードセッション I 「MICS の Redo」
| 座長 | 秦 広樹 | 徳島大学病院 |
|---|---|---|
| 演者 | 再手術例に対するMICS僧帽弁置換 | |
| 岡本一真 | 近畿大学医学部 | |
| 高度肺癒着症例に対するMICS僧帽弁手術 | ||
| 阿部恒平 | 聖路加国際病院 | |
| 共催：アボットメディカルジャパン合同会社 | ||
13:45-14:15スポンサードセッション II 「COR-KNOT」
| 座長 | 沼田 智 | 京都府立医科大学 |
|---|---|---|
| 演者 | 複雑手術、低侵襲手術におけるCOR-KNOTの有用性 | |
| 坂口太一 | 兵庫医科大学 | |
| 共催：株式会社バイタル | ||
14:20-15:50ME セッション
| 座長 | 鈴木友彰 | 滋賀医科大学 |
|---|---|---|
| 演者 | 当院の脳分離回路の工夫とトラブル事例について 持続的血液冠灌流による心拍動下でArch Repairを行った新生児体外循環の一例 |
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| 稲垣伸光 | 和歌山県立医科大学附属病院 | |
| 人工心肺離脱困難時に一酸化窒素療法が有効であった症例 | ||
| 山本浩史 | 滋賀医科大学 | |
| 当院におけるECMOシステムの紹介 | ||
| 大平順之 | 兵庫医科大学病院 | |
| COVID19に対するECMOの運用に関する高知県の取り組みと第5波での経験 | ||
| 岡田恒典 | 高知医療センター | |
15:50-17:00「この症例どうする？-難渋した症例-」
| 座長 | 西 宏之 | 大阪医療センター |
|---|---|---|
| コメンテーター | 岡田健次 | 神戸大学 |
| 湊谷謙司 | 京都大学医学部附属病院 | |
| 演者 | walk in後に突然のショック状態を呈し、診断に苦慮した緊急手術の1例 | |
| 榊原 裕 | 高松赤十字病院 | |
| PCPS,IABP留置のVSPに対し、術後僧帽弁形成術を追加した症例 | ||
| 福井伸哉 | 関西ろうさい病院 | |
| T.B.A. | ||
| T.B.A. | ||
17:10-19:10イブニングセミナー／Hands-on Session 「Bio-Bentall」
| 演者 | Double sewing ring technique による Bio-Bentall ー手術と再手術における有用性ー |
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|---|---|---|
| 福村好晃 | 徳島赤十字病院 | |
| ハンズオン講師 | 岡本一真 | 近畿大学医学部 |
| 畔栁智司 | 岸和田徳洲会病院 | |
| 小山忠明 | 神戸市立医療センター中央市民病院 | |
| 鈴木友彰 | 滋賀医科大学 | |
| 西 宏之 | 大阪医療センター | |
| 沼田 智 | 京都府立医科大学 | |
| 村上博久 | 兵庫県立姫路循環器病センター | |
※Hands-onセッションのため、会場開催のみ（Web配信なし）となります。